若者の破産宣告が増加

最近マレーシアでは、25歳以下の若者の破産宣告が増加しています。若者の破産宣告の原因として最も多いのは自動車ローン破綻で全体の40%以上を占めています。全年齢からみても、破産原因が自動車ローン破綻によるものは30%近くを占めていて、全体で一番多い割合となっています。この傾向はここ数年続いています。そもそもマレーシアでは生活に自家用車がとても必要です。マレーシアではここ数年間で鉄道やバスなどの公共交通手段が著しく発展してきましたが、それは大都市でも一部に留まっているため、車やバイクが生活には必要不可欠なものとなっています。今では一家に一台は車を持つのが当たり前となっています。 しかし、マレーシアで車を購入すると、日本に比べて価格が数倍します。ですから多くのマレーシア人は車を購入する際は自動車ローンを組んで購入しています。ローンを組んで購入した車を政府が何十年も大切に乗ります。若い世代だと尚更自動車に対する関心が高く、収入に見合わない自動車を所有していたり、車両改造に対してかなりの出費をしている人が多いのが現状です。日本だと、若い世代における自動車に対する関心の低さが言われていますが、マレーシアでは、その逆の状況なのです。住居は低所得者向け住宅でも、乗っているの外車(主に日本車)の新車という人も少なくありません。高額の自動車ローンを組みますが、結局は自分の収入では返済が苦しくなり、破産宣告にまで至るケースが増加しているのです。

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